Webhookが動作しません。どのような原因が考えられますか?

→ 「通知自体が行われていない」または「通知はされているが正常に処理できていない」ケースが考えられます。それぞれの詳細は以下の通りです。

Webhookの通知自体が行われていない

該当のAPIにWebhookの設定が行われていない

WebhookはAPIごとの設定項目となります。
該当のAPIにて、Webhookの設定を行っているかをご確認ください。

通知タイミングの設定が行われていない

Webhookが実行されるタイミングの操作を、指定する必要があります。
「通知タイミングの設定」でチェックが入っていない操作に対しては、Webhookは実行されないため、チェックが入っているかをご確認ください。

通知タイミングの詳しい仕様は「Webhookのタイミング|microCMSドキュメント」をご参照ください。

通知自体が行われているかは、外部のWebhook検証ツールを利用することで確認できます。確認方法は「Webhookの動作確認およびデバッグについて|microCMSドキュメント」をご参照ください。

Webhook (POSTリクエスト) は通知されているが、正常に処理できていない

Webhookは正しく通知されているにもかかわらず、受信側で処理されないケースがあります。以下の主な原因と解決方法をご確認ください。

送信先URLに誤りがある

Webhookの送信先URLが間違っている可能性があります。正しいURLが入力されているかご確認ください。

認証エラーが発生している

Webhookが認証エラーで拒否されている可能性があります。APIキーやシークレット値などの認証情報が正しく設定されているかご確認ください。

カスタム通知ではリクエストヘッダにシークレット値や任意の値を設定できます。詳しくは「カスタム通知について|microCMSドキュメント」をご参照ください。

受信サーバー側でエラーが発生している

受信サーバーで予期せぬエラーが発生しているため正常に受信できていないか、Webhookは受信したものの処理中にエラーが発生している可能性があります。

サーバーの稼働状況やサーバーログをご確認ください。

データ形式が受信サーバーの期待する仕様と一致していない

Webhookのデータ形式が受信サーバーの期待する仕様と一致していないことがあります。

受信サーバー側で、POSTメソッド以外が要求されていないか、Content-Type:application/json以外のフォーマットが要求されていないかなどをご確認ください。

リクエストをうまく受け取ることができない場合、ローカルにて動作確認を行うことが可能です。以下のブログをご参照ください。
カスタム通知をローカル環境で受け取って開発をスムーズにする | microCMSブログ